キャブスがペイサーズに勝利、ナゲッツはサンダーとのOT制す

05月10日 17:07


24-25NBA、プレーオフ、イースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)、インディアナ・ペイサーズ対クリーブランド・キャバリアーズ。ディフェンスを受ける中、得点を狙うクリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル(中央、2025年5月9日撮影)。(c)AFP


【5月10日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は9日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、イースタンカンファレンスでは第1シードのクリーブランド・キャバリアーズが126-104でインディアナ・ペイサーズを下し、シリーズの成績を1勝2敗とした。

ホームで2連敗を喫していたキャバリアーズは、0勝3敗からシリーズを逆転したチームがこれまでにないという事実もあって、この日は絶対に勝たなければならなかった。

その中で、第2戦で48得点を記録していたドノバン・ミッチェルが43得点、9リバウンド、5アシスト、1スチールという見事なプレーを披露。さらに、負傷から復帰したダリアス・ガーランドが10得点、エバン・モーブリーが18得点、13リバウンド、3スチール、3ブロックを記録すると、ディフェンス陣は第2戦で活躍したペイサーズのタイリース・ハリバートンをわずか4得点に抑えた。第4戦は11日に行われる。

ウエスタンカンファレンスでは、デンバー・ナゲッツがオーバータイムの末に113-104でオクラホマシティ・サンダーを下し、シリーズ2勝1敗としてリードを奪った。

第2戦で完敗を喫していたナゲッツは、試合を通じて15回、第4クオーターだけでも6回リードが入れ替わった一戦を戦い通さなければならなかった。

ナゲッツではジャマール・マレーが27得点、さらに試合を延長に持ち込む3ポイントシュートを決めたアーロン・ゴードンが22得点を決めると、ニコラ・ヨキッチは20得点、16リバウンドを記録した。

第4クオーターでは3点以上のポイント差はつかなかったが、延長ではヨキッチが勝ち越し点を挙げると、さらにマイケル・ポーター・ジュニアの3ポイントで突き放し、そのままリードを守った。

一方、サンダーではジェイレン・ウィリアムズが32得点を挙げてチームをけん引したものの、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーはフィールドゴール22本中7本の成功に終わり、18得点にとどまった。第4戦はこちらも11日に行われる。(c)AFP