主力温存のPSG敗戦 ストラスブールは5位浮上

05月04日 16:03


24-25フランス・リーグ1第32節、RCストラスブール対パリ・サンジェルマン。ボールを競るパリ・サンジェルマンのウォーレン・ザイール・エメリ(右)とRCストラスブールのアビブ・ディアッラ(2025年5月3日撮影)。(c)SEBASTIEN BOZON/ AFP


【5月4日 AFP】24-25フランス・リーグ1は3日、第32節の試合が行われ、大幅にメンバーを変更したパリ・サンジェルマン(PSG)は1-2でストラスブールに敗れた。

アーセナルに勝利した欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦から、先発10人を入れ替えたPSGは、リュカ・エルナンデスのオウンゴールで20分に先制を許すと、前半アディショナルタイムに追加点を許した。後半開始直後にブラッドリー・バルコラが1点を返したが、追いつくことはできなかった。

アーセナル戦で決勝ゴールを決めたウスマン・デンベレは、その試合の後半に負傷交代したため欠場。今季公式戦33ゴールを挙げている同選手が、7日の第2戦に間に合うかは不透明となっている。

一方、2月上旬から12試合無敗と好調を維持するストラスブールは、この勝利で暫定5位に浮上し、サンテティエンヌに3-1で勝利した2位ASモナコとの勝ち点1差を維持している。

チャンピオンズリーグ出場権をめぐる争いは非常に激しく、4日にはモナコと同勝ち点の3位オリンピック・マルセイユと6位リールが対戦。リールはこの試合に勝てば2位に浮上する。

2日に勝利したニースが得失点差でストラスブールを上回る4位につけているが、7位オリンピック・リヨンが4日のランス戦で勝利すれば、両チームに勝ち点で並ぶことができる。

リーグ1からは、今季の3位までがチャンピオンズリーグの本戦に直接出場し、4位は予選に回る。

トゥールーズはレンヌに2-1で勝利し、残留を確定させた。(c)AFP/Andy SCOTT