【5月1日 AFP】24-25NBAは30日、プレーオフのカンファレンス1回戦(7回戦制)が行われ、ミネソタ・ティンバーウルブズが103-96でロサンゼルス・レイカーズを下し、シリーズを4勝1敗で制してカンファレンス準決勝進出を決めた。
ティンバーウルブズは、リュディ・ゴベールが両ゴール下で優位性を発揮して27得点、24リバウンドを記録し、レイカーズとレブロン・ジェームズを2年連続の1回戦敗退に追い込んだ。ウエスタンカンファレンス準決勝では、ゴールデンステイト・ウォリアーズとヒューストン・ロケッツの勝者と対戦する。
一方でレイカーズは、2月にルカ・ドンチッチを衝撃のトレードで獲得して見事に勢いをつけてレギュラーシーズンを終えたが、またしても期待外れの短いポストシーズンとなった。ドンチッチの加入で第3シードを獲得したが攻撃面での物足りなさが露呈し、ジェームズ、ドンチッチ、オースティン・リーブスの3選手合計で、3ポイントシュート成功がわずか5本にとどまった。この日はドンチッチがチームハイの28得点、八村塁が23得点、ジェームズは22得点となった。
もう1試合では、ロケッツが131-116でウォリアーズを圧倒しシリーズ戦績を2勝3敗に詰めた。
フレッド・バンブリートが26得点、アメン・トンプソンが25得点、ディロン・ブルックスが24得点を挙げたロケッツは、最大で31点のリードを奪い、第3クオーター残り5分50秒でウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチ(HC)がステフェン・カリーら先発陣を下げた際には29点差をつけていた。
カーHCはスターターをベンチに下げることにためらいはなかったと述べており、親指を負傷しているカリーやドレイモンド・グリーン、負傷で3戦目を欠場したジミー・バトラーを休養させる形となった。チームは5月2日に行われるホームでの第6戦で、シリーズ勝ち抜けを決めることができる。(c)AFP