レアル敗戦 アトレティコが暫定首位浮上

03月02日 13:38


24-25スペイン1部リーグ第26節、レアル・ベティス対レアル・マドリード。ボールを競るレアル・ベティスのジョニー・カルドーゾ(右)とレアル・マドリードのキリアン・エムバペ(2025年3月1日撮影)。(c)CRISTINA QUICLER/ AFP


【3月2日 AFP】24-25スペイン1部リーグは1日、第26節の試合が行われ、昨季王者レアル・マドリードは1-2でレアル・ベティスに敗れ、暫定首位浮上のチャンスを逃した。代わってアトレティコ・マドリードが首位に立った。

ジュード・ベリンガムを出場停止で欠くレアルは、ブラヒム・ディアスが先制点を挙げたが、ベティスもジョニー・カルドーゾがヘディングで同点ゴールを入れると、元レアルのイスコがPKから決勝ゴールを決めた。

レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は、欧州チャンピオンズリーグのアトレティコ戦が迫っている中で、国内リーグでも激しい優勝争いが続いているため主力メンバーを送り出したが、これでリーグ戦では直近5試合で1勝にとどまっている。

監督は連覇へ向けてこの黒星が「大きな痛手だ」と認め、「こんなプレーをしていたら、火曜日(チャンピオンズリーグのアトレティコ戦)も勝てない」と危機感を見せた。

アトレティコは4位アスレティック・ビルバオとの接戦を1-0で制し、FCバルセロナとレアルと勝ち点2差の暫定首位に立った。交代出場のフリアン・アルバレスが決勝点を決め、同点を目指すビルバオのシュートが3回枠に阻まれたことにも助けられた。

バルセロナは2日にレアル・ソシエダと対戦し、勝利すれば首位をキープする。(c)AFP/Rik Sharma