【8月13日 AFPBB News】中国甘粛省の河西回廊中央部、祁連山北麓に位置する山丹馬場は環境に恵まれ、広大な天然の牧草地となっている。歴史的には烏孫、月氏、匈奴など多くの遊牧民族が放牧を行う地だった。前漢の武将、霍去病（かく・きょへい）が匈奴を破って軍隊を置き、馬の飼育を始めて以降、中原王朝が優良馬を育てる場となり、皇室の馬場として世界最長の歴史を持つに至った。

　現在の山丹馬場では、青空の下で駿馬が疾走し、祁連山の峰々と見渡す限りの草原が調和の取れた美しい風景を織り成している。(c)Xinhua News/AFPBB News