ラドゥカヌがマドリードOP棄権 トップ100陥落へ
04月27日 15:22
女子テニスのエマ・ラドゥカヌ(2023年3月14日撮影、資料写真)。(c)Frederic J. BROWN / AFP
【4月27日 AFP】2021年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)女子シングルスを制したエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が26日、手のけがのため、出場を予定していたマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)の同1回戦を試合直前に棄権した。
ラドゥカヌは現在世界ランキング85位で、これで大会後にトップ100から陥落することが決まった。1回戦ではビクトリア・トモバ(Viktoriya Tomova、ブルガリア)と対戦し、勝てば2回戦で世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と対戦するはずだった。
今年は負傷に悩まされており、現在は3月のマイアミ・オープン(Miami Open 2023)で痛めた手のけがに苦しんでいる。25日の記者会見ではぴりぴりとした雰囲気を漂わせながら、手首の状態は「大丈夫」とコメントしていた。今季はへんとう炎も患い、出場わずか10試合で5勝となっている。(c)AFP