H&M、ロシアとベラルーシからの撤退完了

12月16日 18:37


ロシア・モスクワの「H&M」の店舗に入る男性(2022年10月24日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP


【12月16日 AFP】スウェーデンの衣料品大手H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)は15日、ロシアとベラルーシに残っていた最後の店舗を閉鎖したと発表した。これにより、ウクライナ侵攻をめぐる撤退が完了したとしている。

 H&Mは3月、ウクライナ侵攻を受けロシアでの販売を停止。7月には、21億クローナ(約280億円)を掛け、ロシアから撤退すると発表した。

 同社は、両国での在庫販売が終了し、11月30日に最後の店舗を閉めたと説明している。

 ロシアは2021年末時点で、H&Mにとって6番目に大きな市場だった。21年度第4四半期には20億クローナ(約266億円)を超える利益を計上していた。(c)AFP