独防衛大手、国内に砲弾工場新設 ゲパルト用も製造可
12月16日 10:42
独北部オルデンブルク近郊で、ウクライナ兵を対象とした自走式対空砲「ゲパルト」の使い方の訓練を視察するオラフ・ショルツ首相(2022年8月25日撮影)。(c)Axel Heimken / POOL / AFP
【12月16日 AFP】永世中立国のスイスが同国製の自走式対空砲「ゲパルト(Gepard)」用砲弾のウクライナへの供与を拒んだことを受け、独防衛機器大手ラインメタル(Rheinmetall)は15日、国内で中口径弾の製造を開始すると発表した。
ラインメタルはAFPに宛てた書面で、「ドイツに中口径弾の製造ラインを新設」し、「ゲパルト用の35ミリ口径弾を製造する可能性もある」としている。
工場は2023年1月に完成し、6月から生産を開始する予定だが、場所は明らかにしなかった。「ドイツ軍の防衛力の回復」とウクライナへの軍事支援で生じた弾薬不足を補うのに役立つと説明している。
ドイツはロシアに侵攻されたウクライナへの軍事支援の一環として、ゲパルトとその砲弾を供与した。だが、砲弾の国内生産には限りがあるため、スイスに同国製砲弾1万2400発の供与を求めた。
スイスはこれを認めれば中立性を損なう恐れがあるとして拒否した。(c)AFP