MotoGP、来季からカザフで新開催 中央アジア初

09月28日 16:39


ロードレース世界選手権、第15戦アラゴンGP、MotoGPクラス決勝に臨むドゥカティ・レノボ・チームのフランチェスコ・バニャイア(手前)ら(2022年9月18日撮影、資料写真)。(c)PIERRE-PHILIPPE MARCOU/ AFP


【9月28日 AFP】ロードレース世界選手権のMotoGPシリーズを主催するドルナスポーツ(Dorna Sports)は27日、2023年シーズンから新たにカザフスタンでGPを開催することを発表した。契約は5年。MotoGPの中央アジア開催は初となる。

 日程は未発表だが、会場はソコル・インターナショナル・レーストラック(Sokol International Racetrack)となる。カザフ最大の都市アルマトイ(Almaty)にあるコースで、「中央アジア中心部に造られた新たなモータースポーツ施設」と紹介されている。

 カザフスタンは、1949年以降30番目のロードレース世界選手権の開催国となる。

 欧州の一部のGPで観客動員が落ち込む中、ドルナは世界中にファン層を広げ、巻き返しを図ろうとしている。前週には「近い将来」のインドGP開催を視野に、同国の当局と連携していることを発表。また今月上旬には、サウジアラビアと近くGPを開催することで合意に達した。(c)AFP