スペイン、ポルトガル下しNL4強入り モラタが決勝点

09月28日 11:37


UEFAネーションズリーグ、リーグA・グループ2、ポルトガル対スペイン。チームメートとゴールを喜ぶスペインのアルバロ・モラタ(中央、2022年9月27日撮影)。(c)MIGUEL RIOPA / AFP


【9月28日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)は27日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ2ではスペインが88分のアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)のゴールでポルトガルを1-0で下し、準決勝に進む最後の切符を手にした。

 2019年の初回大会で王者に輝いたポルトガルは、ホームのブラガ(Braga)で引き分ければベスト4入りを決められたものの、ニコ・ウィリアムス(Nico Williams)が頭で落としたボールをモラタに押し込まれ、2位転落となった。

 スペインはオランダ、クロアチア、イタリアに続く4強入りで、準決勝・決勝は来年6月に行われる。

 同組の他の試合では、スイスが守護神ヤン・ゾマー(Yann Sommer)のPKストップもあり、チェコを2-1で下した。スイスは同スコアで勝利した24日のスペイン戦から連勝となった。

 ホームのザンクトガレン(St Gallen)にチェコを迎えたスイスは、前半の2分間にレモ・フロイラー(Remo Freuler)とブリール・エンボロ(Breel Embolo)がネットを揺らし2点をリードしたが、前半終了間際にパトリック・シック(Patrik Schick)に1点を返された。

 後半にはPKを与えたが、シックのキックをゾマーが防ぎ、2-1のまま逃げ切った。敗れたチェコはリーグBへの降格が決まった。(c)AFP