【9月28日 AFP】フォーミュラワン（F1、F1世界選手権）に参戦するアルファロメオ（Alfa Romeo Racing）は27日、中国人ドライバーの周冠宇（Zhou Guanyu、チョウ・グアンユー）との契約を2023年シーズンまで延長したと発表した。

　アルファロメオは「好成績を残しているデビューシーズンの過程において、周は若さを感じさせない成熟度やレース手腕を示している」と評価し、「フォーミュラワンに参戦した初の中国人ドライバーとして歴史をつくった周は、デビュー戦のバーレーンGP（Bahrain Grand Prix 2022）でポイントを獲得し、モータースポーツ界最大の舞台で名乗りを上げた」と称賛。

「デビューシーズンで成功を収め、それに伴う経験を積んでいる周は、次のステップに進むことを目指す」とした。

　23歳の周はF1デビューとなった今季、第9戦カナダGP（Canadian Grand Prix 2022）で自己最高の8位を記録。残り6戦となる中、総合順位では17位につけている。周は「学ぶことや改善点はまだ多いが、自分たちの仕事には自信を持っている。僕らが共に進む物語の次なる章を楽しみにしている」と述べた。(c)AFP