三段跳び女王ロハス、走り幅跳びと2冠視野 パリ五輪「可能性高い」

09月18日 14:30


ベネズエラ・カラカスの軍施設で開かれたイベントに臨む陸上女子三段跳びのジュリマール・ロハス(2021年9月17日撮影)。(c)Federico PARRA / AFP


【9月18日 AFP】東京五輪の陸上女子三段跳びで金メダルに輝いたベネズエラのジュリマール・ロハス(Yulimar Rojas)が、2024年のパリ五輪では走り幅跳びにも出場する可能性があると述べた。

 母国の首都カラカスで開かれた式典で表彰を受けたロハスは、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領に対し、「私は挑戦するアスリートです。自分次第であるならば、2種目で競技するつもりです」と語った。

「それが自分が定めている目標であり、そのことを念頭に置いています。2種目で戦う可能性は高いです」

 ロハスは2016年リオデジャネイロ五輪の三段跳びで銀メダルを獲得して以来、同種目で圧倒的な強さを誇っており、室内と屋外の両方で世界記録を樹立しているほか、世界陸上(World Athletics Championships)でも2度の金メダル獲得を果たしている。

 走り幅跳びの自己ベストは6メートル88で、6月には追い風2.7メートルの参考記録ながら7メートル27をマークしている。東京五輪の同種目では、ドイツのマライカ・ミハンボ(Malaika Mihambo)が7メートル00で優勝した。(c)AFP