イラン加盟手続き開始=中ロ主導の上海協力機構

09月17日 21:38




【9月17日 時事通信社】中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)の首脳会議が17日、中央アジア・タジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれた。各国首脳は、オブザーバー国であるイランの正式加盟に向けた手続き開始で一致した。

 中ロは米欧に対抗する枠組みとして、中央アジア諸国やインド、パキスタンが参加するSCOを重視する傾向を強めている。イランも8月に反米保守強硬派のライシ大統領が就任。イランの加盟手続き開始は中ロとイランの思惑が一致した結果と言えそうだ。

 SCO首脳会議出席はライシ師にとって就任後初の外遊。ロシアのプーチン大統領や中国の習近平国家主席らはオンライン形式で参加した。会議ではイスラム主義組織タリバンが権力を掌握したアフガニスタンの情勢も話し合われた。

 習氏は「敵対や分裂を生み出す行為に反対すべきだ」と述べ、アフガンから撤退し「対中包囲網」形成を進める米国を念頭に批判。アフガンが包括的政治体制を築いて穏健な内外政策を行い、テロ組織をたたくよう「導くべきだ」と各国首脳に訴えた。(c)時事通信社