ゴッホの「新作」スケッチ発見 オランダ美術館で初公開

09月17日 15:19


オランダ・アムステルダムのファン・ゴッホ美術館で初公開されたビンセント・ファン・ゴッホの作品「『疲れ果てて』の習作」(2021年9月16日撮影)。(c)Kenzo TRIBOUILLARD / AFP


【9月17日 AFP】オランダで、100年以上にわたり個人収集家が保有していた巨匠ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)のスケッチ画が見つかり、首都アムステルダムの美術館で16日、初公開された。

 1882年11月に制作されたスケッチ画は「『疲れ果てて』の習作(Study for 'Worn Out')」と題され、椅子に座る老人を描いている。当時ゴッホは、画家として活動を始めたばかりだった。

 所有者のオランダ人一族は1910年ごろに同作を購入。昨年、ファン・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)に鑑定を依頼し、同作がゴッホの「新作」であると確認された。同館のエミリー・ゴーデンカー(Emilie Gordenker)館長は「新たな作品がファン・ゴッホ作と認められることは非常に珍しい」と述べている。

 同作はファン・ゴッホ美術館で来年1月2日まで展示され、その後は所有者に返還される。ファン・ゴッホ美術館はすでに、類似の作品「疲れ果てて(Worn Out)」を所蔵している。両作品は同時期に制作されたが、ゴッホ自身は後者を気に入ったとコメントしていた。(c)AFP