新型コロナ、中国本土で新たに12人感染確認

04月14日 19:20


新型コロナウイルスワクチンの接種会場となった江蘇省南京市鼓楼区の五台山体育センターで、接種前の問診に応じる市民(2021年4月9日撮影)。(c)Xinhua News


【4月14日 Xinhua News】中国国家衛生健康委員会は14日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が13日、新たに12人確認されたと発表した。内訳は雲南省が1人で、「輸入症例」11人(上海市5人、広東省3人、天津市1人、福建省1人、四川省1人)となっている。新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は2人(全て上海市での輸入症例)増えた。新たな退院者は7人で、経過観察が解除された濃厚接触者は293人だった。

 14日午前0時時点の中国本土の感染者数は298人で、うち重症者が6人となっている。

 輸入症例患者は現在214人で、うち重症者が5人。感染の疑いがある患者は2人だった。輸入症例の累計感染者数は5454人で、うち5240人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

 13日に新たに確認された無症状感染者は12人(全て輸入症例)だった。同日に確定診断された感染者は2人(全て輸入症例)、16人(輸入症例12人)が経過観察を解除された。現在、経過観察を受けている無症状感染者は293人(輸入症例272人)となっている。

 14日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万447人で、退院者は8万5513人、死者は4636人となった。特定された濃厚接触者は累計100万434人で、現在も10840人が経過観察を受けている。

 香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計1万2718人で、内訳は香港特別行政区が1万1607人(退院1万1227人、死者208人)、マカオ特別行政区が49人(退院48人)、台湾地区が1062人(退院1027人、死者11人)だった。