上半期 中国のサービス貿易額は2兆2000億元に

08月09日 15:10


中国のサービス貿易が安定に伸びる見通し(2020年8月4日提供)。(c) CGTN Japanese


【8月9日 CGTN Japanese】中国商務部は4日、最新データを発表し、「上半期の中国のサービス貿易額は前年同期比14.7%減の2兆2000億元(約33兆3500億円)だった」と明らかにしました。新型コロナウイルスの影響により、出入国者数が減少し、サービスの供給と需要が大幅に減少したことが主な原因だとみられています。

  商務部によりますと、観光サービスの輸出入の落ち込みが、サービス貿易額が落ち込んだ主な原因であり、観光サービスを除くと、上半期の中国のサービス輸出入額は2.1%増加しました。このほか、知識集約型サービスの輸出入は9.2%増で、サービス貿易額に占める割合は9.6ポイント上昇し43.7%に上ったということです。

 また、今年9月には、2020年中国国際サービス貿易交易会が北京でオンラインとオフラインの2つの形式で行われる予定です。3日現在、オンラインでは企業・団体898社、オフラインでは企業・団体1217社の出展が確認されているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News