バルサFWデンベレが欧州選手権欠場へ、手術で6か月の離脱
02月12日 12:58
サッカー欧州チャンピオンズリーグ、グループF第5節、FCバルセロナ対ボルシア・ドルトムント。負傷したウスマン・デンベレ(下)に声をかけるFCバルセロナのリオネル・メッシ(2019年11月27日撮影)。(c)Josep LAGO / AFP
【2月12日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は11日、右ハムストリングの重度の肉離れで戦列を離れているFWウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)が、手術を受けたため約6か月離脱すると発表した。フランス代表の同選手は、今夏に開催される欧州選手権(UEFA Euro 2020)を欠場することになる。
デンベレが今季絶望になったことで、膝のけがで先月にルイス・スアレス(Luis Suarez)の長期離脱が決まっていたバルセロナは、またしてもアタッカーを欠くことになった。
2017年8月に、最大1億4700万ユーロ(約178億円)に達する移籍金でドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)から加入した22歳のデンベレは、バルセロナに移籍してからハムストリングの問題に何度も悩まされており、1年目も同様のけがでシーズンの大半を欠場。
今回は昨年11月に痛めた太ももの負傷から復帰まで間近に迫り、バルセロナのキケ・セティエン(Quique Setien)監督も今月初め、同選手が復帰する見込みなのはうれしいと話していたが、前週の練習中に再発させてしまった。今シーズンは公式戦で9試合にしか出場していない。
デンベレの離脱は、2年前のW杯ロシア大会(2018 World Cup)に続き欧州選手権でも優勝を目指していたフランスにとっても打撃となる。(c)AFP