ヒトラーの生家を警察署に オーストリア政府が発表

11月20日 18:39


オーストリア・ブラウナウにあるアドルフ・ヒトラーの生家(2015年4月18日撮影)。(c)AFP/JOE KLAMAR


【11月20日 AFP】オーストリア内務省は19日、ナチス・ドイツ(Nazi)の指導者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の生家を警察署にする計画を発表した。政府はこの建物がネオナチの聖地になることを防ぐため、数年間にわたり建物の所有者と法廷で争ってきた。

 1889年4月20日、ドイツと国境を接する北部ブラウナウ(Braunau)にある黄色の家でヒトラーは生まれた。この家は2016年から政府の管轄下にあった。

 ボルフガング・ペショルン(Wolfgang Peschorn)内相は、「警察が今後この家を利用することで、この建物がナチズムをたたえる場所には決してならないという明確なメッセージを伝えることができるはずだ」と発表した。

 今月にも欧州連合(EU)圏で建物のデザインコンペの募集が始まり、来年前半に町の代表者を含む審査員らが最優秀デザインを決定する予定だ。(c)AFP