シルク・ドゥ・ソレイユ創設者を勾留 南太平洋の所有島で大麻栽培

11月13日 19:24


シルク・ドゥ・ソレイユ創設者のギー・ラリベルテ氏。自身が所有するヌクテピピ島で(2019年7月18日撮影)。(c)Mike LEYRAL / AFP


【11月13日 AFP】カナダのエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)」の創設者で富豪のギー・ラリベルテ(Guy Laliberte)容疑者が、南太平洋の自身が所有する島で大麻を栽培していたとして仏領ポリネシアで勾留された。当局が明らかにした。

 ラリベルテ容疑者が最高経営責任者(CEO)を務めるグループ・ルナルージュ(Groupe Lune Rouge)は声明で、同CEOは「医療」目的で「完全に個人的に」大麻を使用していると述べ、商用目的で所有地のヌクテピピ(Nukutepipi)島で大麻を栽培していたことを否定。「薬物の販売や不正取引に関与していたという、どのうわさとも全く関係がない」と強調した。

 地元テレビ局によると、数週間前に警察がラリベルテ容疑者の関係者1人に対し、薬物所持の疑いで事情聴取を行ったところ、携帯電話から大麻栽培地の画像が見つかったという。(c)AFP