【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2019)は2日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第11シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-2、7-5で予選勝者のジュリア・ガット・モンティコーネ(Giulia Gatto-Monticone、イタリア)に勝利し、2回戦へ駒を進めた。
ウィンブルドンで7度の優勝経験を誇るセレーナは試合後、前日に姉のヴィーナス(Venus Williams、米国)を破った15歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)について言及。ガウフが自身のポスターを部屋の壁に貼ってくれていたことは光栄であり、今後はガウフが次世代の選手のロールモデルとして憧れられる立場になるだろうと話した。
ウィリアムス姉妹をきっかけにテニスを始めたというガウフだが、前日のヴィーナス戦では尊敬の念を脇に置いてストレート勝ちを収めた。
セレーナは次世代のポスターガールになるような選手の存在は良いことだと話し、「彼女が私のポスターを貼ってくれていたのは光栄に感じる」「すぐに彼女のポスターも他の子の部屋に貼られることになる」「世代から世代へと続いていくのは良いこと」とコメントした。
同日に行われた試合では、世界ランキング1位で第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が中国の鄭賽賽(Saisai Zheng、ジェン・サイサイ)に6-4、6-2で勝利。また、前年女王で第5シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)もタチアナ・マリア(Tatjana Maria)との同胞対決を6-4、6-3で制し、2回戦に進んだ。(c)AFP/Pirate IRWIN