パリ中心部で銀行強盗 「閉店」札で犯行隠す 警察が捜索

01月24日 06:58


仏パリ中心部、シャンゼリゼ通り近くにあるミレイズ銀行での強盗事件の後、同行の出入り口を調べる警官ら(2019年1月22日撮影)。(c)Eric FEFERBERG / AFP


【1月23日 AFP】仏首都パリのシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りのすぐそばで22日、銀行強盗があり、警察が容疑者の男3人の行方を追っている。当局によると、男らは行員や顧客らを縛って数時間にわたり拘束。その間に貸金庫をあさり、奪った品を持って逃走した。

 被害を受けたのは、富裕層を顧客に持つミレイズ(Milleis)銀行。現場となった支店は、大統領府からわずか650メートルほどの場所にある。

 男らは開店直後の午前8時半(日本時間午後4時半)ごろ、武装して支店に押し入って数人を拘束し、成分不明の液体をスプレーで吹き付けた。

 匿名の捜査筋によると、男らは貸金庫約30個を物色したという。

 警察関係者は仏テレビ局に対し、強盗らは開店直後に行員を人質に取り、「閉店」と書かれた札を入り口に掲示したと説明。「その後、犯人は貸金庫の一部を開けさせて、用が済んだら行員を置いて立ち去った。行員は昼ごろに自力で拘束を解き、警察に通報した」と話している。

 現場は警備の厳重な地区だが、男らは奪った品を持って逃走した。けが人はおらず、被害総額は分かっていない。

 近隣の商店主はAFPに対し、「何も見えなかったし、何も聞こえなかった。警察が来てようやく何が起こっていたのか分かった」と語った。(c)AFP