真っ黒になって聖母泥棒撃退、奇祭「カスカモラス」 スペイン

09月07日 09:21


スペイン南部グラナダ近郊バサで行われた伝統の祭り「カスカモラス」に参加して、黒い油まみれになった人々(2018年9月6日撮影)。(c)JORGE GUERRERO / AFP


【9月7日 AFP】スペイン南部グラナダ(Granada)近郊のバサ(Baza)で6日、全身油にまみれて真っ黒になる伝統の祭り「カスカモラス(Cascamorras)」が始まった。

 毎年9月6日に開催される祭りでは、聖母像を奪おうと3キロ先のバサの村まで乗り込んだ「カスカモラス」と呼ばれる道化師に扮(ふん)したグアディス(Guadix)の住民を、バサの住民が3日間大騒ぎして楽しみながら撃退する。(c)AFP