シティがボーンマス下し3連勝、2位浮上もジェズスが負傷

02月14日 10:04


16-17イングランド・プレミアリーグ第25節、ボーンマス対マンチェスター・シティ。チームの2点目を喜ぶマンチェスター・シティの(左から)ラヒーム・スターリング、セルヒオ・アグエロ、フェルナンジーニョ(2017年2月13日撮影)。(c)AFP/ Glyn KIRK


【2月14日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは13日、第25節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)と相手DFタイロン・ミングス(Tyrone Mings)のオウンゴールでボーンマス(AFC Bournemouth)を2-0で下し、敵地ディーン・コート(Dean Court)で6位から2位に浮上した。

 首位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差を8とし、タイトル獲得への望みをつないだシティだが、先月のエバートン(Everton)戦で0-4で大敗したこともあり、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、優勝の可能性について否定する姿勢を見せた。

 ここからの8日間でFAカップ(FA Cup 2016-17)と欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)の試合を控えるシティにとって、この日のリーグ3連勝は今シーズンの勢いを再燃させるものとなった。

 試合前半に負傷したガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)に代わって途中出場を果たしたセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が自身の能力を再び証明したシティのグアルディオラ監督は、英BBCに対し「真のパフォーマンスを披露できた。プレーの内容には非常に満足している。特に最後の10分から15分にかけては、ひたすらパスをつないで結果を得るために必要なことができた」と語った。

 ジェズスの状況について「長期的にならなければと願っている。今夜は祈るよ。明日(13日)まで負傷の詳細については待たないといけない」とコメントした46歳の指揮官は、チェルシーとの差は「巨大」だとして、優勝への可能性を認めようとはしなかった。

 一方昨年末から低迷し、2017年に入ってからいまだ勝利がないボーンマスは、降格圏から勝ち点差わずか6となっている。

 チームを率いるエディ・ハウ(Eddie Howe)監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し「前向きでいなければならない。プレミアリーグのカレンダーは休みに入るから、残留に向けてリフレッシュされた戦闘状態で復帰しなくてはいけない」と話した。(c)AFP/Tom PRENTKI