【1月3日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは2日、第20節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-0でウェストハム(West Ham)を下し、暫定ながらトップ4と勝ち点1差に迫った。
ロンドン・スアジアム(London Stadium)でウェストハムがソフィアン・フェグリ(Sofiane Feghouli)が厳しい退場処分を受けて10人となると、ユナイテッドは後半にフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)のゴールで先制し、さらにズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がここ12試合で12点目となる得点を決めた。
順位は6位のままながら、公式戦で7連勝を飾ったユナイテッドは下を気にせず上だけをみつめている。ユナイテッドは5位のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と勝ち点39で並び、4位アーセナル(Arsenal)とは同1差。4日にトッテナムとの試合を控える首位チェルシー(Chelsea)とは10ポイント差となっている。
この試合では、前半15分にフェグリにレッドカードを提示したマイク・ディーン(Mike Dean)主審の判断が大きな話題になった。
ドリブルで相手ゴールに向かう中、フェグリが一瞬ボールのコントロールを失うと、ユナイテッドのフィル・ジョーンズ(Phil Jones)にボール奪取のチャンスが訪れた。両選手がボールに飛び込むと、ジョーンズが先にボールに触りつつ、フェグリの脚を両脚で挟み込んだが、ジョーンズが倒れ込む中、ディーン主審はフェグリに対してレッドカードを提示した。
ウェストハムのスラベン・ビリッチ(Slaven Bilic)監督は、「もちろん、退場は試合に大きなインパクトを残した。かなり驚いた。イエローでもうれしくないね。両者ともにボールにいっていたんだから。ジョーンズの方が危険なタックルだった。レッドカードなんてあり得ない」とコメントしている。(c)AFP