ワトフォードが金融王手の書簡偽造疑惑で調査対象に、英報道
10月25日 14:32
サッカーヨーロッパリーグ2011-12、レンヌ対ウディネーゼ。試合開始を待つウディネーゼオーナー(当時)のジーノ・ポッツォ氏(2011年11月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/DAMIEN MEYER
【10月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグのワトフォード(Watford FC)が、オーナーの経営権を支援するために、英金融大手HSBCの書簡を偽造したとする疑惑で調査対象になっていることが明らかになった。英メディアが24日、報じた。
英デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙の報道によれば、2014年7月にワトフォードがイングランド・フットボール(EFL)に提出した書簡について、同組織が調査を開始したとされている。
1週間違いの日付が記された2通の書簡には、ワトフォードの親会社が、同クラブに対して翌シーズンに700万ポンド(約8億9000万円)の資金を調達する銀行保証を保持していたことが明記されていた。この書簡にはHSBCのロゴが入っており、2012年にワトフォードを買収したイタリア人実業家のジーノ・ポッツォ(Gino Pozzo)オーナーが全経営権を掌握するための支援材料として、EFLに提出されたものと伝えられている。
現在リーグ9位につけているワトフォードが、報道内容についてコメントを出していない一方で、EFLの広報担当者は同紙に対して調査を開始したことを認め、「当該クラブは正式にEFLから連絡を受け、疑惑に関して全面的かつ詳細な回答を求められている。回答を受け取り次第、EFLが内容を精査し、組織の規定および規則に従って適切な処置が講じられることになる」と明かした。
また同紙の報道によると、ワトフォードによる最初の調査では、ポッツォ氏が偽造書簡に気づいていた根拠になる証拠は見つかっていないという。(c)AFP