リバプールがアーセナルとの打ち合い制す、コウチーニョが2得点

08月15日 17:19


16-17イングランド・プレミアリーグ第1節、アーセナル対リバプール。フィリペ・コウチーニョ・コレイアのゴールを喜ぶリバプールの選手(2016年8月14日撮影)。(c)AFP/Lee MILLS


【8月15日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは14日、第1節が行われ、フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)が2得点を挙げたリバプール(Liverpool FC)が、敵地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)でアーセナル(Arsenal)に4-3で勝利した。

 アーセナルはセオ・ウォルコット(Theo Walcott)がリバプールのGKシモン・ミニョレ(Simon Mignolet)にセーブされたPK失敗を取り返すゴールで先制したが、リバプールは前半ロスタイムにコウチーニョがFKを直接沈めて同点とした。

 後半アダム・ララーナ(Adam Lallana)、コウチーニョ、サディオ・マネ(Sadio Mane)が立て続けに得点を決めて4-1とリードしたリバプールだったが、粘るアーセナルの反撃をアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)、カラム・チェンバース(Calum Chambers)の得点に抑えた。

 アーセナルと過去21度の対戦で2勝目を挙げたリバプールは、2004年以来となるリーグ制覇を目指すアーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督の出鼻をくじいた。

 10月にアーセナルを率いて20年を迎えるベンゲル監督だが、ホームでのリーグ初戦で敗れるのはここ4年で3度目となった。

 アーセナルはけがのペア・メルテザッカー(Per Mertesacker)、ガブリエウ・パウリスタ(Gabriel Paulista)、コンディション不良のローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)を欠き、ベンゲル監督は21歳のチェンバースと新加入で20歳のロブ・ホールディング(Rob Holding)の若い二人をセンターバックで起用しなければならなかった。

 一方、リバプールの指揮官としてフルシーズンを初めて戦うユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、推定総額6300万ポンド(約83億円)で獲得したマネ、ジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)、ラグナル・クラバン(Ragnar Klavan)を先発で起用している。(c)AFP/Tom WILLIAMS