「M6.5の地震が発生」 韓国気象庁が誤報

05月21日 18:53


韓国・ソウルで、北朝鮮の核実験によって発生した揺れについて説明する韓国気象庁の職員(2013年2月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/KIM JAE-HWAN


【5月19日 AFP】韓国で18日、マグニチュード(M)6.5の地震が発生したと、同国の気象当局が誤って報じるというトラブルがあった。

 韓国気象庁(KMA)は18日午後5時30分、被災地とされた江原道(Gangwon-do)の横城(Hoengseong)の住民に避難を呼び掛けるメッセージを発表した。

 KMAによると、地震発生の警報は5日間の災害対策訓練の一環だったが、誤ってファクスが送信されてしまい、中国国営の新華社(Xinhua)通信を含む国際メディアが地震を報じた。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、KMAは声明で「迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と謝罪。「メッセージは訓練のために作成された。職員が誤って送信ボタンを押してしまった」と説明した。(c)AFP