【1月22日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)から、中国スーパーリーグ(1部)の江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)に移籍することが決定していたものの、契約が白紙になったと報じられたルイス・アドリアーノ(Luiz Adriano)が、チームに戻ってきた。
今週中に江蘇蘇寧と契約するとみられていたアドリアーノの交渉が破談に終わった今、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)に期限付きで移籍しているステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)が、ACミランに復帰することも難しくなった。
21日の報道によれば、江蘇蘇寧から与えられる報酬の大部分が、肖像権収入によるものだということが判明し、アドリアーノが契約の取り消しを求めたというが、一部では、江蘇蘇寧がアドリアーノの要求を拒否したとも伝えられている。
アドリアーノは20日にミラノ(Milan)に戻ってきたが、インスタグラム(Instagram)に笑顔の写真を投稿するなど、落ち込んでいる様子はない。
昨夏、ウクライナ1部リーグのシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)からACミランに移籍したアドリアーノ。伊ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は、アドリアーノがシニシャ・ミハイロビッチ(Sinisa Mihajlovic)監督の下で練習を続けるものの、出場機会が増えることはないだろうと報じている。
ミハイロビッチ監督は、カルロス・バッカ(Carlos Bacca)とムバイエ・ニアン(M'Baye Niang)のコンビを好んで起用しているほか、マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が故障による長期離脱から復帰したことも相まって、ACミランのポジション争いは厳しいものになっている。
同時に、ASモナコで宙ぶらりんの状態になっているエル・シャーラウィにとっては、ACミランに復帰する可能性がほぼ消滅したことになる。
23歳のエル・シャーラウィは、1シーズンの期限付きでASモナコに移籍したものの、公式戦で25試合以上に出場した場合、レンタル先での買い取りが義務になる。1月の移籍市場を前に、エル・シャーラウィは24試合でプレーしている。
ACミランは現在、首位ナポリ(SSC Napoli)と勝ち点12差のリーグ6位となっている。(c)AFP