中国移籍が破談に終わったアドリアーノ、ACミランに戻る

03月02日 16:28


15-16イタリア・セリエA第14節、ACミラン対サンプドリア。得点を喜ぶACミランのルイス・アドリアーノ(2015年11月28日撮影)。(c)AFP/OLIVIER MORIN


【1月22日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)から、中国スーパーリーグ(1部)の江蘇蘇寧(Jiangsu Suning)に移籍することが決定していたものの、契約が白紙になったと報じられたルイス・アドリアーノ(Luiz Adriano)が、チームに戻ってきた。

 今週中に江蘇蘇寧と契約するとみられていたアドリアーノの交渉が破談に終わった今、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)に期限付きで移籍しているステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)が、ACミランに復帰することも難しくなった。

 21日の報道によれば、江蘇蘇寧から与えられる報酬の大部分が、肖像権収入によるものだということが判明し、アドリアーノが契約の取り消しを求めたというが、一部では、江蘇蘇寧がアドリアーノの要求を拒否したとも伝えられている。

 アドリアーノは20日にミラノ(Milan)に戻ってきたが、インスタグラム(Instagram)に笑顔の写真を投稿するなど、落ち込んでいる様子はない。

 昨夏、ウクライナ1部リーグのシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)からACミランに移籍したアドリアーノ。伊ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は、アドリアーノがシニシャ・ミハイロビッチ(Sinisa Mihajlovic)監督の下で練習を続けるものの、出場機会が増えることはないだろうと報じている。

 ミハイロビッチ監督は、カルロス・バッカ(Carlos Bacca)とムバイエ・ニアン(M'Baye Niang)のコンビを好んで起用しているほか、マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が故障による長期離脱から復帰したことも相まって、ACミランのポジション争いは厳しいものになっている。

 同時に、ASモナコで宙ぶらりんの状態になっているエル・シャーラウィにとっては、ACミランに復帰する可能性がほぼ消滅したことになる。

 23歳のエル・シャーラウィは、1シーズンの期限付きでASモナコに移籍したものの、公式戦で25試合以上に出場した場合、レンタル先での買い取りが義務になる。1月の移籍市場を前に、エル・シャーラウィは24試合でプレーしている。

 ACミランは現在、首位ナポリ(SSC Napoli)と勝ち点12差のリーグ6位となっている。(c)AFP