ラグビー日本代表、ウルグアイに圧勝でW杯へはずみ

08月30日 15:44


ラグビーテストマッチ、日本対ウルグアイ。トライを決める五郎丸歩(2015年8月29日撮影)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI


【8月30日 AFP】ラグビー日本代表が29日、東京・秩父宮ラグビー場(Chichibunomiya Rugby Stadium)でW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)に向けたテストマッチを行い、ウルグアイに40-0で圧勝した。

 ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)は、試合を終始コントロールし、計6つのトライを記録した。

 日本は前半12分に五郎丸歩(Ayumu Goromaru)がこの試合初のトライを奪うと、それから3分後には小野晃征(Kosei Ono)が、前半25分にはマイケル・ブロードハースト(Michael Broadhurst)もトライを記録し、リードを広げた。

 そして迎えた後半、開始4分に松島幸太朗(Kotaro Matsushima)が4つ目のトライを決めると、同10分にツイヘンドリック(Hendrik Tui)、同26分に福岡堅樹(Kenki Fukuoka)がトライを記録した。

 日本は、22日に行われたウルグアイとの第1戦でも30-8と勝利を収めており、これで通算2度の優勝を誇る南アフリカとのW杯初戦に向けてはずみをつけた。

 チームを率いるエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)が、W杯終了後の退任を表明している日本は、9月に開幕するイングランド大会で南アフリカ、スコットランド、サモア、米国と同じグループBに入っている。

 これまで長きにわたってアジアのラグビー界をけん引している日本だが、W杯で勝利を挙げたのは1991年大会のジンバブエ戦のみとなっている。(c)AFP