ファン・ハール監督、ディ・マリアの復調に自信「もう少し時間が経てば」

03月04日 17:03


14-15イングランド・プレミアリーグ第27節、マンチェスター・ユナイテッド対サンダーランド。試合を見守るマンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督(2015年2月28日撮影)。(c)AFP/PAUL ELLIS


【3月4日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に史上最高額で移籍したものの、ここまで本領を発揮できずにいるアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)だが、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は、値段の妥当性と移籍の成否を判断するには、もうすこし時間がかかると考えている。

 ディ・マリアは昨年夏、ファン・ハール監督のチーム再建構想の一環として、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から移籍金5970万ポンドでオールド・トラフォード(Old Trafford)にやってきた。

 ところが、加入当初こそイングランドでの成功を期待させるプレーを披露したが、その後は長らく好調時の姿を取り戻せずにおり、チームもリーグ4位につけてはいるが戦いぶりは安定しない。

 2‐0で勝利したものの、低調だった2月28日のサンダーランド(Sunderland AFC) 戦では、ディ・マリアは前半だけで交代を命じられ、ピッチでは苛立っているように見えた。私生活では1月、マンチェスター(Manchester)近郊に購入した自宅で窃盗未遂事件があり、本人だけでなく家族も不安を感じている。

 それでもファン・ハール監督は、どんな選手でも地に足をつけたプレーができるようになるには時間が必要だとし、ディ・マリアの能力を判断するのは早計だと語った。

 ファン・ハール監督は、「われわれが獲得したすべての選手に言えることだが、1シーズン目は常に難しい。それは(サンダーランドとの)試合後の記者会見でも説明した」と話した。

「ショー(Luke Shaw)、ブリント(Daley Blind)、エレーラ(Ander Herrera)、ファルカオ(Radamel Falcao Garcia)、そしてディ・マリア、獲得したどの選手にも当てはまる話なのは、見ればわかるだろう。それは私にとって驚きではない。こんなに早く順応できたら、その方が驚きだ」

「オランダやスペイン、ドイツでも、似たような経験をする選手たちを見てきた。時間を与えなくてはならない。ディ・マリアだけでなく、全員にだ。じっくり見守ることだ」

 ファン・ハール監督は、今夏獲得した選手が来シーズンに本領を発揮することを願っているが、その一方で、新クラブへ完全になじむまでに必要な時間に、これといった正解はないと認めている。

「選手次第だ。さまざまな面でなじまなくてはならない。サッカーだけでなく、文化でも。一般論では1年ということになるが、一般論にあまり意味はない。言うのは簡単だが、証明はできない。科学的な証明のある話ではない」

(c)AFP/Pete OLIVER