止まらぬブラジル人選手の海外流出、新たな「黄金郷」は中国か
04月12日 16:56
サッカー国際親善試合、ブラジル対アルゼンチン。ブラジルを応援する中国のファン(2014年10月11日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR
【1月27日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)準決勝での惨敗をようやく乗り越えようとしているブラジルサッカー界だが、スター選手の国外流出が止まらず、欧州だけでなく中国もその渡航先に入っている。
2002年のW杯日韓大会でブラジルの優勝に貢献したロナウド(Ronaldo)氏やロナウジーニョ(Ronaldinho)、1994年のW杯米国大会で戴冠を経験したロマーリオ(Romario)氏や現ブラジル代表監督のドゥンガ(Dunga)氏も、欧州リーグで名声を得た。
彼らの世代がトップクラブでの地位や名誉、そして機会を求めて欧州に渡ったのに対し、現在ブラジルでプレーする有望株は、マイナーな国々を開拓しているようだ。
渡航先として人気が急上昇しているのが、目覚ましい経済発展を遂げる中国のクラブで、ブラジルの多くのクラブが多額の負債を抱える中、選手は今後の身の振り方を考えている。
ニュース大手グロボ(Globo)は、リカルド・グラール(Ricardo Goulart)が「華南虎」の愛称で知られる中国スーパーリーグ(1部)の広州恒大(Guangzhou Evergrande)と契約したことを受け、中国が「新たな黄金郷」になるのではないかと報じている。
カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のクルゼイロEC(Cruzeiro EC)から中国リーグ史上最高額の約20億円で移籍を果たしたグラールは、ブラジルの国内タイトルを手に、脂ののりきった時期を中国で過ごすことになる。