







【1月5日 AFP】14-15スペイン1部リーグは4日、第17節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は1-2でバレンシア(Valencia CF)に敗れた。
バレンシアに逆転負けを喫し、レアル・マドリードの公式戦での連勝は22で止まった。
クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が決めたPKで、2014年最後の試合のように新たな年のスタートを切るかに思われたレアル・マドリードだったが、バレンシアは後半にアントニオ・バラガン(Antonio Barragan)とニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)が得点して逆転勝利を収め、4位を守った。
しかしながら、この日行われた試合でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に敗れたため、FCバルセロナ(FC Barcelona)はレアル・マドリードの敗戦につけ込むことはできなかった
両クラブが同じ日に敗れたのは2011年4月30日以来で、レアル・マドリードは1試合消化の少ないながら、バルセロナとアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝ち点1差をつけている。
試合序盤はバレンシアが優勢だったものの、アルバロ・ネグレド(Alvaro Negredo)がペナルティーエリア内でハンドを犯し、レアル・マドリードにPKが与えられると、前半14分にこれをロナウドが蹴り込み、シーズン通算33点目を決めた。
ロナウドはその後リードを広げるチャンスを手にしたものの、GKをかわしてがら空きのゴールを狙ったシュートはサイドネットを揺らすにとどまった。
ハーフタイム明けも立ち上がりから優勢だったバレンシアは、後半7分にバラガンの低いシュートがペペ(Pepe)に当たってイケル・カシージャス(Iker Casillas)の守るゴールを突き、同点ゴールを決めた。
レアル・マドリードはその後ギャレス・ベイル(Gareth Bale)が得点機を迎えたものの、オタメンディのタックルに阻まれ、リードを奪い返すことができなかった。
すると、その数分後にオタメンディがセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)との競り合いを制して、力強いヘディングシュートを決め、敵陣ゴール前で輝いた。
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、敵地メスタージャ・スタジアム(Mestalla stadium)での試合の大切な局面で逃したいくつものチャンスを嘆いた。
「敗戦に値しないと思う。2-0にできるチャンスを手にしたときに、得点するための運を欠いていた。2-1にするチャンスもあった。そして、最後も2-2に追いつくだけのチャンスを手にしていた」
(c)AFP/Kieran CANNING

