セルビアがフランスを退け決勝進出、バスケW杯
09月13日 10:42
FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)準決勝、フランス対セルビア。勝利を喜ぶセルビアの選手(2014年9月12日撮影)。(c)AFP/GERARD JULIEN
【9月13日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)は12日、スペインで準決勝が行われ、セルビアが90-85でフランスを下し、前回王者・米国との決勝に進出した。
セルビアは2002年まで旧ユーゴスラビアの一部として世界選手権優勝5回を誇るが、独立後では今回初めて決勝に駒を進めた。
ミロス・テオドシッチ(Milos Teodosic)が24得点の活躍をみせたセルビアは、ボグダン・ボグダノビッチ(Bogdan Bogdanovic)が13得点、そのほか4人が二桁得点を記録し、優勝候補で開催国のスペインを準々決勝で退けたフランスから勝利を収めた。
独立して初めて出場した2010年の世界選手権では、3位決定戦に進みながらもリトアニアに敗れたセルビアだが、サーシャ・ジョルデビッチ(Sasha Djordjevic)HCが率いる今回のチームは、少なくとも銀メダル以上を確保した。
一方、フランスは第4クオーターだけで17得点を稼いだニコラス・バトゥム(Nicolas Batum)が35得点を挙げ、ボリス・ディーオウ(Boris Diaw)は13得点を記録したものの、スペイン相手にみせた素晴らしいパフォーマンスを繰り返すことはできなかった。
欧州王者のフランスは、13日に行われる3位決定戦でリトアニアと対戦する。世界選手権でのフランスの最高成績は1954年の4位となっており、リトアニア戦では初の表彰台入りを目指すことになる。(c)AFP/David HEIN