【4月18日 AFP】米カレッジバスケット、デューク大学(Duke University)のジャバリ・パーカー(Jabari Parker)と、ケンタッキー大学(University of Kentucky)のジェームズ・ヤング(James Young)が17日、ともに1年生ながら3年後の卒業を待たず、NBAドラフト2014にエントリーする意向を表明した。
今季26勝9敗の成績を残したデューク大学で1試合平均19.1得点、8.7リバウンド、1.2アシスト、1.2ブロックを記録したパーカーは、1年生としては初めて1シーズンを通してブルーデビルズ(Blue Devils、デューク大学の愛称)の得点王とリバウンド王に輝いた。
デューク大学のマイク・シャセフスキー(Mike Krzyzewski)ヘッドコーチは、「ジャバリは、これ以上ない資質を持っている。バスケットボールの理想的な選手として、彼はまさに典型だ」と述べた。
「彼は1年生として、素晴らしい1年を過ごし、夢に向かってNBAでプレーする機会を得るにふさわしい。われわれのチームに迎えることができて光栄だった」
デューク大学で、1年生ながらNBAドラフトにエントリーするのは、パーカーを含めて英国籍を持つルオル・デン(Luol Deng)やカイリー・アービング(Kyrie Irving)ら4人しかいない。
パーカーは、「高校を卒業したあと、自分に一番合っているのはデューク大学だと分かっていた。人生で最高の経験の一つを味わえた」とコメントした。
一方、ヤングは今季の全米大学体育協会男子バスケットボールトーナメント(NCAA Men's Basketball Tournament)で優勝こそコネティカット大学(University of Connecticut)に譲ったものの、ワイルドキャッツ(Wildcats、ケンタッキー大学の愛称)をファイナルまで導いた。
ヤングは同トーナメントで1試合平均18.5得点、6.0リバウンドの活躍をみせており、シーズンとしては平均14.3得点、4.3リバウンドを記録した。
ヤングは、「ケンタッキー大学での時間は、常に宝物のような、自分にとって特別なものとなっている。でも、次の一歩を踏み出してNBAに進む準備はできている」と語った。
「チームメートには、これ以上何も言えない。これまでの旅路で彼らとつながった絆は、これからも一生分け合っていく」
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