ジェームスら、リオ五輪バスケット米国代表チーム候補に

05月30日 12:31


ロンドン五輪、男子バスケットボール準々決勝、米国対オーストラリア。試合に勝利して喜ぶケビン・デュラント(Kevin Durant、右)、レブロン・ジェームズ(LeBron James、2012年8月8日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Garrett W. Ellwood


【1月24日 AFP】(一部訂正)米プロバスケットボール協会(NBA)は23日、2016年リオデジャネイロ五輪のバスケットボール米国代表チーム候補に、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に所属するケビン・デュラント(Kevin Durant)、マイアミ・ヒート(Miami Heat)のエース、レブロン・ジェームズ(LeBron James)らを選出したと発表した。

 現在リーグの得点部門ではサンダーのデュラントが平均31得点でトップ、4度の年間最優秀選手(MVP)に輝くジェームズが平均26.2得点で2位、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)のカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が平均26.1得点で3位につけているが、2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得しているデュラント、ジェームズ、アンソニーのほかに、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のデロン・ウィリアムス(Deron Williams)、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のクリス・ポール(Chris Paul)も選ばれた。

 ロンドン五輪に出場したメンバーで、今回選出されなかったのは負傷しているロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)だけだった。

 ニックスのタイソン・チャンドラー(Tyson Chandler)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)のアンソニー・デイビス(Anthony Davis)、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)のジェームス・ハーデン(James Harden)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)のアンドレ・イグダーラ(Andre Iguodala)、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)のケビン・ラブ(Kevin Love)、サンダーのラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)も、ロンドン五輪の代表に引き続き選ばれている。

 2008年北京五輪で金メダルを獲得したロケッツに所属するドワイト・ハワード(Dwight Howard)と、ロンドン五輪ではメンバーに選出されながら負傷で外れたクリッパーズのブレイク・グリフィン(Blake Griffin)も候補に名を連ねた。

 2010年FIBAバスケットボール世界選手権(FIBA World Championship 2010)の代表メンバーであるウォリアーズのステフェン・カリー(Stephen Curry)と、膝の負傷で昨季から2シーズン連続で戦列を離れているシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)のデリック・ローズ(Derrick Rose)もラインナップに入っている。

 登録メンバーには現在、得点部門の上位11人をはじめ、リバウンド部門の上位11人中7人、アシスト部門の上位2人、ブロック部門のトップが選ばれている。

 これらのメンバーは、スペインで行われる2014FIBAバスケットボール・ワールドカップ(2014 FIBA Basketball World Cup)とリオ五輪に出場する予定だが、仮にW杯でリオ五輪の出場権を獲得できなかった場合、2015FIBA男子バスケットボール米大陸選手権(2015 FIBA Americas Championship)に出場すると見られる。(c)AFP/Jim SLATER