【12月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は20日、ルイス・スアレス(Luis Suarez)と長期契約を結んだと発表した。
契約期間については現在明らかになっていないものの、スアレスはクラブの公式ホームページで「リバプールと新たに契約を結び、長期にわたって自分の今後を確定させることができてうれしい」とコメントを発表している。
26歳のスアレスは今夏、リバプールが欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場権を逃した場合にスアレスを売却することで合意していたにもかかわらず、クラブがそれを守らなかったと表明して不穏な空気を生み出したが、今季は好調振りを披露している。
スアレスは続けて、「この決断には、リバプールのファンから受けた支持が間違いなく影響している。ファンを代表し、ユニホームを着るたびに彼らのために全力を尽くすことを、本当に誇りに思う」と語った。
「素晴らしい選手がいて、チームはいつも成長して進んでいる。リバプールでは最高レベルのプレーをして、いくつものトロフィーを勝ち取ることができると思う。僕の目標はできるだけ早くチームをそこにたどり着けるよう役立つことさ」
一方でリバプールのブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は「チームの面々、オーナー、そして特に重要なサポーター、クラブに関係する全ての人とって最高の知らせだ」とコメントを寄せた。
「ルイスはワールドクラスの才能を持つ選手で、彼の力を得ることはわれわれがここで成し遂げんとすることに極めて重要なことだ」
「最も重要でエキサイティングなのは、彼はまだ26歳で、彼の最盛期はまだ先にあるということ。リバプールのユニホームを着てその潜在能力を発揮するところを目の当たりにできることになった」
新契約の期間についてリバプールは発表していないものの、スアレスはクラブ史上最高給の選手となると見込まれている。(c)AFP