エジプト大統領府、軍の「最後通告」を拒否 エジプト

07月02日 11:59


ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領の退陣を求める人々で埋め尽くされたエジプト・カイロ(Cairo)のタハリール広場(Tahrir Square)(2013年7月1日撮影)。(c)AFP/MOHAMED EL-SHAHED


【7月2日 AFP】エジプト大統領府は2日未明、大統領の退陣を求めるデモの拡大を受けて軍が1日に出した、48時間以内に人々の要求に応じなければ軍が介入するという「最後通告」を拒否すると発表した。    大統領府は声明で、軍の宣言は大統領府の許可を受けていない上、混乱を招く恐れもあるとしてこれを拒否し、引き続き国民和解に向けた取り組みを進めていくと述べた。また国民の分断を深めエジプト社会の安定を脅かしかねない宣言は、いかなるものであれ容認しないと警告した。  さらに声明は、「(ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領は)民主的改革への道筋を確保し人民の意志を守るべく、国内のあらゆる勢力と協議している」と付け加えた。  エジプト軍は1日、「この間(48時間以内)に人々の要求が満たされなければ、(軍は)今後のロードマップ(行程表)を発表するとともに、その履行を監督する」との声明を国営テレビで発表していた。首都カイロ(Cairo)のタハリール広場(Tahrir Square)に泊まり込んで抗議を続ける反モルシ派の人々は、軍の声明を熱狂的に歓迎した。(c)AFP