77年ぶりの英国人優勝に向けマレー前進、ウィンブルドン選手権

07月02日 09:53


テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)、男子シングルス4回戦。第2セットを奪い歓喜するアンディ・マレー(Andy Murray、2013年7月1日撮影)。(c)AFP/CARL COURT


【7月2日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は1日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は6-4、7-6、6-1で第20シードのミハイル・ユーズニー(Mikhail Youzhny、ロシア)に勝利し、準々決勝進出を果たした。  マレーは第2セットで少し調子を崩すも持ち直し、英国人選手として77年ぶりのウィンブルドン男子シングルス優勝に向けて、前進した。  この試合でマレーは経験豊かなユーズニーを相手に素晴らしいサーブを連発し、エース15本、ウィナー45本を記録した。   2012年大会(The Championships Wimbledon 2012)決勝ではロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れ準優勝に終わっているマレーだが、英国人として1936年のフレッド・ペリー(Fred Perry)氏以来となるタイトル制覇の可能性を騒がれていることについては、足元をすくわれないようにしているという。  今大会で衝撃の敗退を喫したフェデラーやラファエル・ナダル(Rafael Nadal)の二の舞を踏むことにならないよう、慎重にかまえている。 「ロジャーが負けて、ラファも負けた。この2人は僕よりも格上のプレーヤーだ。僕よりもずっと多くの成功を収めてきた。彼らが負けたわけだから、自分が負ける可能性だってある。今は次の試合だけを見据えて、それに勝つことに集中している」  マレーは準々決勝で、かつて世界ランク10位内にいたスペインのフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco)と対戦する。(c)AFP/Dave JAMES