ブラジル代表のルイスら、コンフェデ杯開催中のデモ抗議を支持

06月19日 17:35


サッカーコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2014)のメキシコ戦を翌日に控え、調整を行うブラジル代表のダビド・ルイス(David Luiz、2013年6月18日撮影)。(c)AFP/VANDERLEI ALMEIDA


【6月19日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2014)の開幕に影を投げかけた、開催国ブラジルの各地で行われた一連の大規模デモについて、ダビド・ルイス(David Luiz)ら同国代表の選手が言及し、支持する意向を示した。  ブラジル各地の主要都市に17日、合計25万人もの人が集まってデモを行い、公共交通料金の値上げや、大きなスポーツ大会の開催費用に保険や教育予算が流用されている疑惑について抗議した。  ここ20年間、同国で行われた中で最大規模となったこのデモは、コンフェデレーションズカップや、来年に予定されている2014年サッカーW杯(2014 World Cup)といった大型イベントを開催する態勢にあることをブラジルが必死に証明しようとしている最中に起こった。  デモのほとんどが平和的に行われたものだったが、抗議の参加者と警察が衝突するケースもいくつか報告された。  ルイスはフォルタレザ(Fortaleza)で19日に行われるメキシコ戦の前に臨んだ記者会見でこの抗議活動についてコメントし、「暴力のないデモ行進には賛成だ」と話した。 「市民は、自分の意見や、自分が不平だと思っていることについて主張する権利を持っている。それが目標を達成し、国内の状況を改善する方法だ」  同代表のフッキ(Hulk)もまたルイスに同意した。 「僕は今、社会的に恵まれた立場にいる。だからといって、貧しい生まれだということを忘れることはないよ」と、貧困地域の出身で、現在はロシア・プレミアリーグのゼニト・サンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)でプレーするフッキは語った。 「彼らの抗議は正しい。彼らが訴えていること、彼らが求めているものは正しい方向に向いていると思う。彼らの言っていることに耳を傾けなければいけない」 「ブラジルには色々な面で進歩しなければいけないところがある。だから抗議を支持するんだ。彼らは真実を語っているんだから」  しかしフッキは、これらのデモがW杯開催に反対しているという意見については否定した。 (c)AFP