「ルルドの泉」が鉄砲水で閉鎖、200人が避難
06月19日 20:58
フランス南西部の町ルルド(Lourdes)で、近くを流れるポー川(Gave de Pau)の鉄砲水で冠水した、キリスト教カトリックの聖地「ルルドの泉」がある「マッサビエルの洞窟」(2013年6月18日撮影)。(c)AFP/LAURENT DARD
【6月19日 AFP】フランス南西部の町ルルド(Lourdes)にある川で18日、鉄砲水が発生し、カトリックの聖地「ルルドの泉」がある洞窟が閉鎖された他、約200人が避難を余儀なくされた。 オートガロンヌ(Haute-Garonne)県当局は、予防的措置として「ルルドの泉」がある「マッサビエルの洞窟(Massabielle Cave)」を閉鎖したと発表した。 周辺は前日、豪雨と季節外れの降雪に見舞われ、近くを流れるポー川(Gave de Pau)の水位は通常より3.5メートルも増し、一部の道路は寸断された。「ルルドの泉」の広報担当によれば、洞窟の中はすでに1.4メートルの高さまで浸水しているという。状況は急速に変化しているため、危機管理センターを設置して対応にあたっているという。 これまでに避難した約200人の大半はポー川周辺でキャンプをしていた人たちで、さらに増水すれば、川沿いのホテルの宿泊客の避難も見込まれる。 ルルドには22か所のカトリックの聖地があり年間数百万人が訪れるが、泉のある洞窟は昨年も鉄砲水のために閉鎖され、巨額の損失が発生した。(c)AFP