第2次大戦で撃墜の独空軍爆撃機、英海峡で引き揚げに成功

06月12日 08:32


英ケント(Kent)州のグッドウィン砂州(Goodwin Sands)で、海底から引き揚げられる第2次世界大戦でドイツ軍が使用したドルニエ(Dornier)社製爆撃機「Do17(Do-17)」(2013年6月10日撮影)。(c)AFP/HO/IAN DUNCAN/TRUSTEES OF THE ROYAL AIR FORCE MUSEUM


【6月11日 AFP】(写真追加)第2次世界大戦中に英イングランド南東部沖に沈んだドイツ空軍爆撃機の機体が10日、英国のチームによって海底から引き揚げられた。

 ドルニエ(Dornier)社製の爆撃機「Do17(Do-17)」の機体は、フジツボで覆われ、片翼が失われていた。イギリス海峡(English Channel)入り口、英ケント(Kent)州のグッドウィン砂州(Goodwin Sands)で引き揚げられた。

 この機体は、1940年にドイツ空軍とイギリス空軍との間で展開した激しい航空戦で撃墜されたもので、2008年にダイバーによって発見された。現存する唯一のDo17機と考えられている。英国空軍博物館(Royal Air Force Museum)の専門家チームは引き揚げの準備に5週間を費やした。英海域における同様の回収作業としては過去最大の規模だという。

 機体には今後、保存処理が施され、ロンドン(London)の同博物館で展示される予定。(c)AFP