大使公用車襲撃、玄葉外相「日中で意思疎通を」

08月28日 17:15


中国・北京(Beijing)の日本大使館に掲げられた日本国旗(2012年8月28日撮影)。(c)AFP/Mark RALSTON


【8月28日 AFP】丹羽宇一郎(Uichiro Niwa)駐中国大使の乗った公用車が北京(Beijing)で襲撃され、日中関係の緊張が高まっていることを受け、玄葉光一郎(Koichiro Gemba)外相は28日の記者会見で、日中間の意思疎通を図る必要があると語った。  東シナ海の尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島、Diaoyu Islands)の領有権問題をめぐり中国で反日デモが広がる中、丹羽大使の乗った公用車が27日、何者かに襲撃され、日本国旗が奪われた。日本大使館によれば丹羽大使にけがはなかく、国旗を奪われた以外には公用車に損傷はなかったという。  玄葉外相は事件について「大変遺憾だ」と語り、野田佳彦(Yoshihiko Noda)首相が中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席宛てに親書を送ることを明らかにした。  外相は、親書の詳しい内容には触れなかったが、尖閣問題で緊張している日中関係や地域情勢について今、話し合っておかないといけないと述べた。山口壮(Tsuyoshi Yamaguchi)外務副大臣が親書を持参して、28日中に北京に向かうとみられる。(c)AFP/Kyoko Hasegawa