ブルガリアでM5.8の地震、死傷者の報告なし

05月22日 11:10


ブルガリアの首都ソフィア(Sofia )で、地震発生時に屋外に出て、自宅アパートの前に座っている人たち(2012年5月22日撮影)。(c)AFP/NIKOLAY DOYCHINOV


【5月22日 AFP】(一部更新、写真追加)ブルガリアの地震研究機関によると、22日午前3時(日本時間同日午前9時)ごろ、同国の首都ソフィア(Sofia)付近でマグニチュード(M)5.8の地震があり、その後余震が続いた。  これに先立ち米地質調査所(US Geological Survey、USGS)は、この地震の震源はソフィアから24キロ西で、震源の深さは9.1キロと発表していた。  これまでのところ、この地震による死傷者などの報告はないが、建物の上層階では非常に強い揺れが感じられた。ソフィアの高層アパートの住民たちによると揺れは数分間続き、その間に物が地面に落ちて壊れ、その直後に少なくとも1回の余震があったという。  ソフィア西郊のアパートの外にいた10代の少女はAFPの取材に「なにもかも狂ったように揺れ、私は叫びながら外に出ました。今日はもう家に入りません」と語った。最初の揺れから1時間がすぎてもパジャマ姿のまま屋外で座っていた人たちは、午前4時30分(日本時間午前10時30分)ごろにも地震があったと話した。  民間防衛当局者によると、ソフィアから南西に30キロほど離れたペルニク(Pernik)地区で、煙突の倒壊や壁のひび、窓ガラスの破損などの報告が多数寄せられているという。しかし、電気や通信が止まったという報告はない。  20日にはイタリア北部でM6.0の地震が発生して6人が死亡し、多数の住宅や歴史的建造物が倒壊する被害が出たばかり。  ブルガリアの地震研究機関の当時の発表によると、2009年8月にブルガリアとルーマニアの国境に近いカリアクラ岬(Kaliakra Cape)の南東の黒海(Black Sea)でM5.0の地震が発生したことがあるが、この時は大きい被害は出なかった。(c)AFP 【関連記事】イタリア北部でM6の地震、6人死亡 歴史的建造物の被害甚大