今季の調査捕鯨終了、妨害で捕獲数は目標の3分の1

03月09日 18:10


南極海で日本の調査捕鯨船「第3勇新丸(Yushin Maru No. 3)」(右)に体当たりする反捕鯨団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)の抗議船「ボブ・バーカー(Bob Barker)」号(2010年2月6日撮影、同2月7日提供、資料写真)。(c)AFP/Sea Shepherd Conservation Society / Glenn Lockitch


【3月9日 AFP】水産庁は9日、今冬の南極海での調査捕鯨が予定通り終了し、調査捕鯨船団が帰国の途についたと発表した。悪天候や反捕鯨団体の妨害などのため、捕獲できたクジラの数はミンククジラ266頭、ナガスクジラ1頭の計267頭で、計画していた900頭の3分の1にも達しなかったという。  反捕鯨団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society、SSCS)」は今季も捕鯨シーズンを通じて、日本の捕鯨船に向かって悪臭を放つ弾を投げ入れたり、スクリューにロープを絡ませるなどの妨害工作を続け、捕鯨船側は放水で応じた。水産庁では、こうした妨害が捕獲頭数の低下に大きく影響したとしている。  2010~11年シーズンの調査捕鯨は反捕鯨活動家の激しい妨害に合い、172頭を捕獲しただけで調査捕鯨の中止に追い込まれている。(c)AFP