G20サミット開幕、欧州の秩序回復求める発言相次ぐ
11月04日 08:55
フランス・カンヌ(Cannes)のG20サミットでの集合写真(2011年11月3日撮影)。(c)AFP/JIM WATSON
【11月4日 AFP】主要20か国・地域(G20)首脳会議が3日、フランス・カンヌ(Cannes)で開幕した。中心議題は、イタリアの財政破たんとギリシャのユーロ圏離脱をも招きかねない欧州の債務危機で、各国首脳からは欧州の秩序回復を求める声が相次いだ。 バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、サミットを前にしたニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領との会談後、「最優先される議題は、欧州の金融危機をどう解消するかだ」と述べた。 野田佳彦(Yoshihiko Noda)首相も、欧州の金融危機が世界経済に「連鎖」する恐れがあると危機感を表明した。 ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領は、危機解消に向けた緊急措置を要請。「欧州の一部であるわが国にとっても懸念材料だ。わが国は欧州の金融支援計画に、少なくともIMF(国際通貨基金)を通じて参加する」と言明し、英国とオーストラリアもIMFが関与すべきだと主張した。 中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席は2日夜のサルコジ大統領との夕食会で、資金の安全性が保証されるなら欧州金融安定基金(EFSF)に1000億ドル(約7兆8000億円)を支援する用意があると述べた。 関係筋によると、4日に発表される共同声明では、IMFの財源基盤を強化する計画も発表される予定だという。(c)AFP/Charles Whelan 【関連記事】ギリシャ首相、「国民投票撤回の用意ある」