福島2号機でキセノン検出、核分裂の可能性
11月02日 13:13
福島第1原発の1号機に設置された原子炉建屋屋根パネル(2011年10月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/TEPCO
【11月2日 AFP】東京電力(TEPCO)は2日、福島第1原子力発電所の原子炉2号機で核分裂反応が起きている可能性があるとして、反応を抑えるためホウ酸水を注入したと発表した。 2号機の格納容器内から採取した気体を予備分析したところ、核分裂の際に生成されるキセノン133とキセノン135とみられる放射性物質が検出されたという。半減期はキセノン133が5日、同135が9時間と短いことから、小規模の核分裂反応が最近起こった可能を否定できないという。 なお、原子炉の温度や圧力、放射線量に大きな変化はなく、新たな危険はないという。2号機の温度は既に100度を下回っており、「冷温停止」の条件の1つをクリアしている。(c)AFP