【10月17日 senken h】進化したラギッドシューズが続々と登場しているメンズシューズ。トレッキングやアメリカンワークブーツなどの隆盛が続く中、この秋はさらに新しいヘビー&デューティーな靴を世に送り出す新ブランドや復刻モノたちが揃った。注目シューズのトピックを紹介。 ■復活した伝説の米国靴、スムースレザーで新展開/ウォークオーバー <公式サイト> 1758年創業のアメリカ靴ブランド「ウォークオーバー(WALK-OVER)」。スエードのアッパーにレンガ色のラバーソールが特徴のオックスフォード靴が「ダーティバックシューズ」というジャンルを作り、歴史にその名を刻む。アメリカ人デザイナー、マーク・マクネイリーの手で昨年復活し、日本でも多くのファッションバイヤーをうならせた。今秋は新素材にもチャレンジ。アメリカ伝統のクロムエクセルなめしで、ラフなアタリやワイルドなシボ感を出したレザーをアッパーに使う。よりアメリカントラッド・ラギッドな世界観が増したコレクションだ。 ■アイリッシュセッター復刻、往年の名作が今に/レッド・ウィング <公式サイト> 米国の老舗ブーツブランド「レッド・ウィング(Red Wing)」から今秋、待望の「アイリッシュセッター(Irish Setter)」ラインが、セレクトショップなどの販路限定でリニューアルスタートする。50年代、セコイアの樹皮を使ってなめしたオレンジ色のレザーのハンティングブーツとして生まれたラインで、90年代にファッションアイテムとして大ヒットしたが、時代とともに素材調達が難しくなり休止していた。日本のファンファッションバイヤーからの長く熱い要望で今秋復活した。今も米国ミネソタにある自社工場で、50年代のレザーとディテールを忠実に再現した必見のコレクション。ペコスブーツに加えて、6インチのラウンドトウ、モックトウの3型。 ■靴を洗い加工するイタリアブランド/ホルダーズ 製品洗いをかけて、クタっとしたラフな表情を出す服は時代の気分。靴でも、洋服ばりに製品洗いをするブランドが登場した。すべての靴を洗い加工したデザインが特徴のファクトリーブランド「ホルダーズ(Holders)」はトスカーナ伝統のレザーと製法で作るトレッキング、ワークブーツを製品のまま洗う。すると、ソールからアッパーまで独特のアタリやエイジング感の出た大人のラギッドブーツに仕上がった。 ■手縫いによるクラシックな本格シューズ/ペグマン <公式サイト> 今秋、メンズバイヤーから注目されている新シューズブランドが「ペグマン(PEG-MAN)」。仕掛けたのは、米国を代表する靴ブランド「オールデン」を輸入してきたメーカーのラコタ。紳士靴の世界に精通したラコタが、最高級の素材と手仕事で作るオールデンのようなクラシックな米国靴の世界を、靴好き以外にも身近に感じてもらうために企画。欧州の高級レザーを世界でも限られたメーカーしかできない、手縫いによるハンドソーンウェルテッド製法で仕上げた紳士靴だ。ドレスにもカジュアルにも、モードにも合いそうな懐の深さのある佇まい。(c)senken h 【関連情報】 ◆特集:senken h 116