マーク・ジェイコブス、「ルイ・ヴィトン」への想いを語る

10月11日 11:13


米・ニューヨーク市内のリンカーン・センター(Lincoln Center)で開催された11年度CFDAファッション賞(CFDA Fashion Awards)授賞式に出席したデザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs、2011年6月6日撮影)。(c)PRPhotos.com/Wild1


【10月11日 MODE PRESS】デザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」に対する想いを語った。  マークは最近、「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」のクリエイティブ・ディレクターに就任するのではと噂されていた。しかし、ルイ・ヴィトンを愛する彼にその予定はないようだ。  英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)に対し、マークは「ルイ・ヴィトンでは、他では決してできないことをやっています。それは単に“パリのブランド”だからという理由でなく、ルイ・ヴィトンが僕の意向を受け入れてくれているから。心から誇りに感じ、デザインチームに感謝しています。現在に至るまでチーム全員で必死に取り組み、多くを経験してきました。最近その結果を実感しています」とコメント。  新作の仕上がりについては「とても満足しています」と語る。「どれほどの費用をかけたかはわかりません。ただ、自分たちが持つ全ての力を注ぎ込みました。デザインチームをとても誇りに思います。14年前にルイ・ヴィトンに加わったときは、プレタのデザイン・スタジオが無かったのでゼロから始めました。チームがいなければ、なにも成し遂げることはできませんでした」と語る。  12年春夏コレクションのショーでは、マークと親交の深いケイト・モス(Kate Moss)がランウェイに登場した。「ケイトからショーに参加したいと連絡がありました。親愛なる友人である彼女の望みを叶えてあげられて僕も嬉しいです」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS 【関連情報】 ◆ルイ・ヴィトン 12年春夏コレクション