リビア反体制派、内閣を解散 最高司令官暗殺の混乱うけ
08月09日 11:11
リビア・トリポリ(Tripoli)から南西80キロのBir Ghanamで、最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の軍隊から攻撃される反体制派の兵士(2011年8月6日撮影)。(c)AFP/COLIN SUMMERS
【8月9日 AFP】リビア反体制派の国民評議会(Transitional National Council、TNC)のムスタファ・アブドルジャリル(Mustafa Abdel Jalil)議長は8日、徹底的な改革を目指すとの理由で事実上の内閣を解散した。これにより、財務、防衛、情報担当相を含む全閣僚が更迭されたことになる。 内閣の解散は、最高司令官だったアブデル・ファター・ユネス(Abdel Fatah Younes)氏の殺害に伴う混乱の収拾に向けて、大胆な手段が必要だったためとみられる。 国民評議会のシャムシディン・アブドルモラー(Shamsiddin Abdulmolah)報道官は、アブドルジャリル議長が内閣を解散し、事実上の首相にあたるマハムード・ジブリル(Mahmud Jibril)氏が組閣を任されていると、AFPに説明した。 また、ムハンマド・エルキシュ(Mohamed El-Kish)報道官も内閣解散を認め、何人かは再び閣僚に返り咲くことはないと付け加えた。 ユネス氏は7月、逮捕状が出されたことをうけ、事情聴取を受けるためにベンガジ(Benghazi)に向かう途中で暗殺された。詳細は依然として不明で、現在も捜査が続けられているが、逮捕状には国民評議会幹部のアリ・エサウィ(Ali Essawy)氏の署名があったことから、評議会内の人間が暗殺に関与したのではないかとの疑惑が出ていた。(c)AFP/Andrew Beatty 【関連記事】リビア反体制派の最高司令官、殺害される