フィービー・ファイロ、「セリーヌ」のコレクションについて語る

07月22日 11:10


米・ニューヨーク市内で開催された11年度CFDAファッション賞(CFDA Fashion Awards)授賞式のアフターパーティに出席した出席したデザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs、左)とフィービー・フィロ(Phoebe Philo、2011年6月6日撮影)。(c)PRPhotos.com/Wild1


【7月22日 MODE PRESS】2008年に「セリーヌ(Celine)」のクリエイティブ・ディレクターに就任して以来高く評価されているデザイナーのフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)が、自身の手がけるコレクションについて語った。  「セリーヌのコレクションには、私たちにとって“クラシック”となる要素があります。売れ行きも好調ですし、いい反響が寄せられている。それは、パンツ、ジャケット、シャツ、スカートといった『カテゴリー別アイテム』です。この類の言葉は好きではありませが、必需品になりつつあります」とフィービー。  さらに作品については「とても英国的です。自分の母国(英国)に近いものを手がけようと思いました。また、とてもマニッシュでもあります。それが私のスタイルであり、女性を“シルエット”や“モノ”から解放してくれるのだと考えています」と語る。  セリーヌに対する最初の印象については、「アプローチを受けるまで、あまりセリーヌについて考えたことがありませんでしたが、ブランドが何をやってきたかを知り、とても的外れのように感じました」とコメント。さらに「私は“ワードローブ”という考え方が好きです。確かなものを軸に、それをアップデートしていく。色や素材の変化だけで十分です。押入れのこやしやゴミになってしまうようなつまらないものは、これ以上世界に必要ないと思います」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS 【関連情報】 ◆セリーヌ 11/12年秋冬コレクション【セリーヌ】記事一覧